Chap.1 Christian Astrology P135〜
質問者から提出されたこれらの質問に関する占星術的判断
訳 : ほ う じ 茶

チャート出力 StarGazer for Windows by Delphi

ホラリーチャート 1632.3.14 PM2:15 おそらくロンドン
Jupiter day Mars hour ASC Leo23.27 MC Taur10.00


1, 彼は長生きできる?できない?
2, 彼はどこに住んだら開運できる?
3, 人生において最高の時期は?
4, 過去、彼の身に起こった出来事
5, 未来に彼の身に起こるであろう出来事は?
6, 具体的な時期を見るには


その2「彼はどこに住んだら開運できる?」

彼のアセンダントロードは太陽であり9室(長期旅行を意味する)のカスプ近くにあって、在サインはムーバブルです。私は彼に南東へ、もしくはロンドンから南東に線を引っ張った先の海外への旅行を即断するだろうと告げました。なぜならばASCLが入っているチャートの4半径方向が南であり、太陽が入っているサインは東方向を支配しているからです(これは既に立証されました)。
また太陽は牡羊サイン4.18deg.、9室カスプは同6.28でその距離2degr.10minしか離れていないので、彼は2ヶ月以内に旅立つだろうと観ました。私は牡羊サインに支配されている国々への旅行なら有益で今のあなたにふさわしいだろうとアドバイスしました。
皆さんは94ページに記されている牡羊サインの支配する性質および国や都市を参照しておいてください。

イギリスに留まることに決めた場合、太陽とドラゴンヘッドが共に牡羊にあるので彼にとってそれも良い選択だったかもしれません。イギリスは牡羊サインに支配されている国の一つだからです。

私は彼に、ロンドンから真東、もしくはやや南よりに位置する地域、ケント、エセックス、サセックス、あるいはサーフォークへ向かうようアドバイスしました。たまに、幸運を約束しているサインが支配している国、都市、町が、チャートの4半径によって示される方向に、あるいは自分の意志で行こうとしている方向にあるいは霊感によるお告げか何かで示された方向に、存在しない場合もあるでしょう。このような場合はこの(占星術による)一般ルールを遵守する事が求められます。

質問者を取り巻く状況により、そうせざるを得ない場合、もしくはどうしても住まなくてはならない町、市、国がある場合、そこに住むのは致し方ないとして、チャートが指し示した幸運の方角に少しでも近づくよう、生活の場をそっち方面に持っていくとか、行動は常にそちら方面に向かうよう心がけるとか仕事もそっち方面で出来るような状況に持っていくとか、そういった個人の努力が必要になります。

一例を挙げましょう。牡羊サインに属するフランスが目に付いたとしましょう。でもそこはロンドンから南西に位置します。これは彼がフランスに行く際には、フランスの東、もしくは南東側に落ち着く事が最高の選択であるということです。

月は、共に牡牛サインにある金星木星と強固なトラインを作っており、牡牛はアイルランドを表しています。よって私はアイルランドは彼の性分にあっていると告げました。また彼の地では名誉を得られるだろうとも告げました。なぜなら月が接近している惑星は名誉の室にあるからです(10室)。そして正に、質問者はアイルランドへ赴きました。そこで彼は立派に勤めを果たし、反対勢力との戦いに完全勝利しました。私はこれらの事実を証明できますが、あえてその人の名を申し上げないでおきましょう。

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感想ノート

9室で輝くアセンダントロードを鑑み、リリーは質問者に海外(国外)への渡航を勧めました。その方角は牡羊在を以って東、MCから7thCまでの区分内に在って南。よって東からやや南よりがベストと判断したわけです。渡航に適した時期は太陽を動かして9室のカスプに到達するまでの距離を日数に換算したものです。

しかしここでの質問者はアセンダントロードのある方向とは違う、むしろ全く正反対と言って良い北西のアイルランドに向かいました。それは多分質問者の事情が他の地域を許さなかったのもあるでしょうし、ひょっとするとアイルランド以外の外国は気乗りがしなかったからかもしれません。リリーは彼の行動をフォローするかのように、月がトラインしていく木星と金星の入った牡牛地区を悪くないと励ましているようです。

どこに行くべきか、ここでもアセンダントロードと月を重視している事が 分かります。