わかりづらいと言われることの多い「セクト」の話が、アルマナックのサイトに載っていた。
アルマナックのサイト ( http://homepage3.nifty.com/Almanac/ ) ※上記サイトから「MEMO」を辿ると、ある。
さすがは栗丸さん。占星術に取り組む真摯な姿がわかる書き方だ。権威を振りかざすでもない、決めつけるでもない、数々の本を読んで『考えた』成果が書かれいてる。日本語で書かれた説明が少ないだけに貴重だと思う。
以前にも紹介した、『StarGazer天文歴』の新しいものもできたらしい。
ご本人とも何度もお会いしたことがある。漏れ聞くところによると、儲かるようなものではなくて、むしろ足が出るような状態らしい。ならば、なぜ続けるのか。それは栗丸さん自身の、占星術に対する誠意や「情熱」の表し方じゃないかと解釈している。カタチを残す、ということは、それなりに意味のあることだから。
多くの場合、ホロスコープを何枚もプリントしたり、StarGazerで「ぐるぐる」を使えば足りることでも、時に「星の動き」という観点で一覧を見たいときに、天文歴というのは案外便利だ。
一部の人は知っていると思うけれど、実は Astrologer.JP のチャート作成は残っている。(仲間内にのみ公開しているものではなくて、一般の人でもアクセスできる。ただ、探して見つかるものではない。)でも、それは指定したタイミングの星の位置が出るだけだ。オプションによってはエッセンシャル・ディグニティも出る。出先で、ふと気になった時にはこの程度でも足りる。ある意味、「ホロスコープの絵」というか「円で描かれてアスペクト線が書き込まれたホロスコープ」がいい場合と、そうでなくて足りる場合とがあるとも気づく。天文歴は、案外、そういう使い方のものなのかもしれない。