月記 バックナンバー


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懐かしい名前  2001/9/2 Sun.
Articleに競馬の話なんぞを書いたら、また思い出しました。WEBに競馬の話を書くと思い出す出来事のある話。(前にも、自分のページの日記で書いたんだけど。)もしかすると、友達が「忘れないでくれ」と言っているのかも。

明日のレースに、ジェニュインの子供が出ます。先日は、北海道でタイキブリザードの子が勝ちました。今年の新種牡馬。(初めての子供達が今年デビュー。)あぁ、そうか。もうそんなに経つのか…。この2頭の名前を聞いた時に、思い出した話です。


神様の存在はいつも半信半疑。苦しいときに神頼みしたくなるし、宇宙や生命の神秘を考えるとき、もしかしたら神様がいるんじゃないか、と思うことはあります。かつて、なんとなくそういうものを感じたことがあります。それがこの2頭の馬の「安田記念」です。



大学時代から遺伝性のガンで苦しんでいた友人がいます。いや、違うか。「いました」です。本人も、自分はそんなに長い命ではないと言っていました。恋愛のことを占ってくれと言われたことは何度かあったけれど、命については、一度も聞かれたことがなかった。占いをやるなら、相手には「知りたくないこと」もあるし、勝手に見てはいけないものもある、それを忘れはいけないと思うのです。

卒業後は、会うことはなかったけれど、たまに電話やメールで連絡を取っていました。そんなある日、メールに「肺に転移したらしい」と書かれていました。あまり病気のことは話さないのに、はっきり「肺に転移したらしい」と書いてきたのは、推測ですが「私はもう長くない」というアピールだったように思います。


本人に連絡して(当時、結婚して古い家ながらも一戸建てに住んでいたので)その家で、大学の友達を集めて宴会をやる企画を立てました。本人も喜んでいました。学生時代から車椅子だったし、体調がいいわけがなく、出歩けないけれど、みんなが来てくれるなら、と。

大学時代の友人が10名くらい集まりました。多少騒いでも平気な所だったので、みんなでワイワイ。本人は、途中でちょっと咳をしては、モルヒネを飲んでいました。

私と男友達2名は、部屋に入るなり「3時過ぎから、テレビ見せてね、それから叫ぶんでよろしく」と言い出しました。その友達に会うのも数年ぶり。競馬をやってるなんて知りませんでした。なのに、使っている新聞は一緒、狙った馬も似たようなモノ。

宴が盛り上がる中、競馬中継にテレビをあわせ、みんなで観戦。私と友人2名は、ほんとに、叫んでました。(笑)ゴールの瞬間、3名が同時に「よっしゃ!」と声を出し喜びました。

競馬をやっているとわかりますが、「みんなが当たる」なんてことは滅多にありません。勝った馬がタイキブリザード、2着がジェニュイン。13.6倍の馬券でした。その3名とも、本命(一番の狙い)がこの馬券という、さらに珍しい状況でみんなが結構な黒字。
そんな大儲けじゃないけれど、その日の食べ物とお酒の分はまかせろ。東北や大阪から来た友達には、「交通費は馬が出してくれた」ということでいくらか渡せました。

このとき、なんとなく、「あぁ、これって、神様が当ててくれたのかな?」なんて、思ってしまったものです。
もちろん、占いで見れることはあっても、「占いでは病気を治せない」という無力感とともに…。

悪い、悪いとは聞いていましたが、その翌週、友達は最後の入院。以前から「入院中は、見舞いには来ないで」と、言っていました。入院している姿を、見られたくなかったそうです。
そして、ひと月くらいたったある日。家に帰ると留守電のランプが点滅。

悪い予感は的中。

宴会の最後に全員に、名前、住所、電話番号を、ノートに書かせていました。自分が死んだら、この友達に必ず伝えてくれ、と家族に頼んでいたそうです。そして、遠くから来る友達には、交通費を渡すように書き残してあったそうです。


タイキブリザードとジェニュイン。この2頭が、また、この友達を思い出させてくれました。


私は高校も大学も一期生という珍しいタイプです。一期生だから学生も少なく、ひとつのテーマでは集まらないのです。小説を書く連中、マンガを書く連中、なんでもいいから自己表現したい奴ら、これらが集まったサークルがありました。私もそこに入っていて、学園祭には同人誌(?)を出しました。
ある人がそれを読んだ感想として伝えてくれました。
「なんで、みんな、人が死ぬ話ばっかりなんだ?」
私はとりあえず編集長なんぞをやらされていたので、そのことはわかっていました。
「多分、今の人たちにとっての『非日常』は、人が死ぬことくらいしかないのかもしれませんね。」
そう答えました。


その『非日常』であったはずの人の死も、時間がたつと、「思い出す」ことが必要な記憶の片隅になってしまうのか…。

プログレスの月が8室に入ったことと、関係あるのかな?
(と、強引に占星術の話を書いたりして。)


大きな小惑星  2001/9/6 Thu.
このところ、異様に疲れ気味なのに忙しく、さらに指と腕(腱鞘炎がひどくなったような状態)が調子悪く…。書きたいこと、やりたいことの半分もできていない気がします。

いささか旧聞ですが、冥王星外に最大の小惑星が発見(最大の小惑星だとわかった)というような記事があります。

http://www.nao.ac.jp/nao_news/mails/000470

この星が最大の小惑星なのか? それは誰にもわかりません。どうやら、カイパーベルト天体が冥王星の外にあり(冥王星もカイパーベルト天体?)、そのあたりが「太陽系の最果て」らしいです。冥王星よりはるか外の軌道を持ち、とてつもなくでかく、マイナス36等級の未知の惑星があるなんて話もあったけれど、カイパーベルトが最果てならばそれはなさそうです。

しかしまぁ、「なさそう」とか「らしい」とか。世の中「ある」ことを立証するのは、それを持ってくれば(見つければ、見せれば)いいのだから、それほど難しいことではありません。もちろん、人によって見え方が違うとか、「見えているものは幻だ」なんて言っていたらきりがないけど。
逆に「ない」ことは、多くの場合で、証明できないでしょう。「あるかもしれない」可能性が1%でもあれば、「ない」ことは立証されないんだから。

このあたりが、まさに「占い」的なポイントだろうし、議論のすり替えをしやすいポイントでしょう。

知らないことばかりの世界は、知る楽しみがあります。占星術はホントに楽しい。

ちょっと話は飛んで、今回の新月〜満月の間は、もう面倒くさいことや、調子悪くなることが多かった。満月を過ぎたら少しずつ落ち着いてきました。この前の新月は、私の1ハウスで起こって下さったから、なにやらインパクトがでかかったのかも。
それよりも、月回帰かな? このサイトの日記を書く人々は、周囲を気にしつつ書く傾向があるようですが(笑)、私もそのひとり。上のご婦人に「月回帰」が有効というアドバイスをもらいました。個人的に「回帰図」というのは、ちょっとしっくりこないものがあったのですが、今回の月回帰を見たら、妙に納得。まさに、そうだよね…。

この件も『気になった時は効果の出ている時』でした。そういえば、木星や土星、MCについても、「イマイチよくわかんないなぁ」と感じていた時よりも、自分が意識した時、何がそうなんだろうと思ってホロスコープを見た時、そこで影響がわかってしっくりいくようになったとか。MCについては、MCというものがなんとなくわかりかけてきた(今でも100%わかってるなんて言えないけど…)ら、自分の中でもMCが機能するようになってきました。

意識する、ということは、とても大事。

だから、新しい小惑星も、人々が意識するようになったら影響が大きくなってくるんだろうか?

(私の月回帰は当面おもしろそうもないので、今、意識し出さないほうが良かったかもしれない。)

そうそう、占星術について、私は信じているし当たると思います。けれど、時には「なんで?」という懐疑的な気持ちにもなります。そのあたりで「オチ」を付けちゃうんだけど、アーティクルに書いた騎手の話では、後日談的なオチがあります。

データのほうは集計しました。あとは、どう書くか。(笑) キレイに自分の思っている通りになってくれてないのは事実です。だからといって、なかったことにするつもりもないし。どう書くかはお楽しみということで。


もろもろ  2001/9/9 Sun.
金曜の夜は、アマン・ジョーシさん(私は「大王」と呼んでいる)にお誘い頂いて飲み会に行ってきました。t金星が1室に入ってきたんだから、がんばらねば。とか言ってみたりして。
(星系の話はなかったですが)すごく楽しかったし、アマンさんの細かい配慮や切り盛りしている姿、人付き合いの幅を見ると、「なにやっても、できる人はひと味違うもんだ」と。

アマン大王のページ 東京水星通信 ( http://homepage2.nifty.com/aman-jyoshi/ ) は必見だし、最近、ちょっと意外な(失礼)なくらいシャレたページに生まれ変わっています。
こういうのをさくさくできてしまうあたりにもそのポテンシャルの高さがでています。

まぁ、ベタ褒めです。(笑) この人のおかげで、新しくて古い占星術に触れることができました。その時の驚きとか、楽しさとか…。とても感謝してます。

今から数百年前、賢い母親が天文学で、愚かな娘が占星術でした。きっと今ではその愚かな娘も成長して賢い母親になり、12星座占いという愚かな娘を産んだのでしょう。今も昔も、なにをもって「愚か」というかは、もはや価値観の問題でしかないけれど。
あまりこんなことは書きたくないけれど、たとえば、このサイトのサーバを借りる費用にしても、その「愚かな娘」がもたらしてくれる「パン」です。娘は娘で、買ってきたパンを母親に与えられることを嬉しく思っています。そのために働いている部分もあるんだから。

それにしても、日記じゃないなぁ。(笑)

StarGazer を 6.7 にしつつも、ちょっと気になるところがあって(多分、Windows Me固有の問題…。2000や98SEの環境では大丈夫だったから)使っていなかったのですが、『CD-ROMで株の「買い時」「売り時」がズバリわかる本』を買ったのを機会に 6.7 にしました。そして、 StarGazerのページ ( http://www3.justnet.ne.jp/~akitsu_stargazer/ ) で最新にアップデート。

古典メソッドが変わっているようです。ミューチャル・レセプションが、M と m になっていて、rular と exaltation のレセプションのみポイントの対象、他は参考程度で m の表示になっているようです。それと、10pointを越えるマイナスがちゃんと表示されるようになった。

私は月が1点なのを除いて、すべてのエッセンシャル・ディグニティがマイナス。(^^; 火星のマイナス10、土星のマイナス9の他はマイナス5。つまり、ペリグリンの嵐。アクシデンタルも入れるといくらかかわりますが、月が突出していることはかわりなしです。レトログレードしている土星以外は全部Swiftだったかな。はぁ。

ちょっと星の動向。つらつらと10月の星の動きを見ていたら、水星が思わせぶりに天秤座29度までくるのに、蠍座に来ないでそのまま逆行。「そこまで行ったんなら躊躇すんなよぉ」とか思ったりして。手紙やメールの不達や届いたけど見てくれないなんてことがありそう、などと意味もなく考えてしまいます。


ひらきなおり  2001/9/10 Mon.
最近、占星術をやっていて思うのは2つ。自分よりすごい人たちがたくさんいて、自分がいくらがんばっても残りの生きている時間で得られるものは限られているということ。そしてもうひとつが、「優雅さ」がないなぁ、ということ。

今日はホラリーの練習みたいなもので台風を見てみたら、大丈夫そうという感触アリ。その通り、雨に降られず帰って来れて、帰ってきたら今は雨がざーざー土砂降り。よかった。

それはそれで嬉しいのだけれど、もっとお気楽に楽しめる部分ってなかったんだろうか? ということです。たとえば、酒でも飲みながらチャートをみて、難しいこと考えずに、あーだこーだ言う。それはそれで、真摯に占星術を勉強するのとは別で、また楽しいモノです。

確かに技術や知識を吸収できる場や、すごい人が来てくれて教えてもらえることの多いオフ会は、ありがたく有益です。それとちょっと違った意味で、チャートを肴に勝手気ままいいながら飲み会をやるのもまた楽しいです。先日の静岡の会とか、Quinさんがいらした時とか。

負け惜しみ的な言い方な点は認めるけれど、そういったゆとりというか優雅さというのも忘れたくないことのひとつです。どうってことじゃないけれど、たとえば10月15日。金星をさっと月が追い越し、天秤座にサインイングレス。金星が追うように数時間後に同じく天秤座にサインイングレス。
別に普通のサインイングレスじゃん、そう思うけれど、なんか手に手を取ってみたいな感じで、ちょっとワクワク気分があったりします。
ちょっとグレて家から離れていた娘が帰ろうかどうしようか家の前をフラフラしていたら、おふくろさんがちょうど買い物から帰ってきて「ほら、早く戻っておいで」ってな感じで手を引いて(本来の)家にひきいれる、とかね。

combustとかsun beamsに天体がいるということは、「太陽の光で見えない」からその力を発揮できないと言われると、確かに、そうなのかもしれないと思えます。
だけど、「王様」である太陽に対して、手の届く範囲になんら従者(天体)がいない状態って、本当にそれでいいのだろうか? それはそれで寂しい状態なんじゃないか? この話をちらっと教えて下さった人がいて、その時にとても共感(?)を覚えました。

計算によって求める占星術に対して、それはそれですばらしいと思う反面、もっと人間的?な感覚的な解釈をする場面も欲しいな、と。

もっとも、そういう色々なことが考えられてしまうところが占星術の楽しさかもしれません。

月記なんだけど、今回は新月から満月までが面倒くさいことが多かったからか、満月から新月へはいい具合に流れてきています。月のディグニティが高いだけあって、月の影響を受けやすいのかな? > 自分


腹立たしいできごと  2001/9/14 Fri.
この日記CGIを改造して、年月日のあとに時間がでるようにしようと思ったけれど、簡単にはいかなそうだ。(^^; 15分でできなければ、また今度にするしかない。



今日は、キレた。ここにその会社名を書いてやりたい。けど、やめる。

そこのメールアドレスからウィルス添付メールが来た。じゃんじゃんくる。30分に1度くらい来る。約3時間後、本人に「感染しているからネットワークから切り離してください」と丁重にしても、まだ来る。約5時間後。相手の会社の窓口とpostmasterにメールする。でも、止まらない。しょうがない電話した。忙しいと言ってでやしねぇ。再度かけて折り返し掛けさせると言われて1時間無視。その間も、来る。もう20通にはなっただろうか。

電話して担当者に言うが、この馬鹿者はクチの聞き方をしらないばかりか、「うちも海外からやられちゃったんですよねぇ」なんて被害者ぶる。オマエらのセキュリティ意識がひくいんだろっつーの! 人に迷惑をかけようが被害者なら仕方ないだろという口振りで、その被害にあった原因が自分たちにあることなんてお構いなしのようだ。
「調査中」というが、チンタラ馬鹿な調査をしている間にも、あちこちにウィルスがばらまかれ続けている。あちこちから苦情が来ているそうだ。
とにかく、smtpサーバを止めてくれ、物理的に線をはずしてくれと言ったら「わかった」と言った。露骨にめんどくせぇから答えとけって感じだ。被害が広がらないように外へメールが出ないようにするという最低限の「対処療法」くらいしてくれなければ、被害は広がるばかりだ。そして、名前を聞いたら、電話をブチ切りやがった。

syslog見るとか、smtpしてきたマシンを特定するなんてすぐできんのだろうか? メールのヘッダのIPアドレスはなんなんだ? 社内のマシンのIPアドレスくらい管理しとらんのか?

素直にネットワークから切り離して、それで止まってくれればまだマシなんだけど、それでも、ウィルスメールが送りつけられる。

さすがに mailbox があふれたらシャレにならんので、 OCN にTELした。ちゃんとこういう苦情窓口はわかりやすく書いて置けと言いたい怒りもあったけど、電話の対応がしっかりしていたのでここに八つ当たりしてもしょーがない。(笑) 連絡先を教えてもらい、メールした。



最初のウィルスメールが発信されたのが、2001年9月14日 9:18AM だった。感染マシンの時計がほぼ5分ズレているのはわかっているし、recieveヘッダを見ると、この時間だ。



チャート1

ホロスコープ画像出力 Stargazer for Windows by Delphi




敵は7室牡牛座カスプだから金星にしよう。げ、天王星ときっちりオポ。そうか、ネットやコンピュータは天王星ってことにしておけば、それらしいじゃねぇか。火星とテイルがしっかりオポだから、これから来るべき怒りととらえてもいいし、アセンはヴァイアコンバスタのさなかである。水星12室ってのも、頭悪いよなぁ。(暴言)12室でやられちゃってるくらい頭の悪いヤツなんだろう、ネットの先の「見えない敵」は。(見たくもねぇが。)


12室水星だからって、頭が悪いわけではありません。ここでは意図的に怒りを暴言で表しています。


最初の警告を発した時は13:15だった。見えない敵だった水星がちょうどMCのそばにいる。こんな調子良さそうじゃ手がつけられない。ましてや火星がアセンダントのそばにきている。返事がないのもあたりまえだのクラッカーだが、ウィルスつきの返事などもらいたくはない。



チャート2

ホロスコープ画像出力 Stargazer for Windows by Delphi




丁寧に「調査のお願い」なんてpostmasterに送ったのが14:46だった。火星は12室にはいったが、さっきの金星と天王星のオポは1室と7室。この時点を見ると7室は蟹座で月は7室にいる。これでも敵が強い。このあと、再度電話を入れるが、あまりかわらない。


チャート3

ホロスコープ画像出力 Stargazer for Windows by Delphi





もう、ブチ切れた時間は16:20頃だった。出たヤツも最悪だったが、再度苦情を言うため(っていうか、なんとかしてくれよと言いたかった)に電話した上司も輪をかけて最悪。こちらが名乗っているのに、名乗りもしないって、おまえら、ビジネスマンとして最低だよ。電話に出た女性は、みんな所属と担当を最初に名乗って明るい声で対応していた。こんなクソ上司の下で働いてもったいない。


この最低連中に言っても無駄だと思い、メールのヘッダから、どうやら OCN がホスティング・サービスをしているらしいと判断していたので、OCNに電話した。こういう窓口が明記されていないのに少々憤りを覚えたが、電話に出た人の対応に誠意が感じられた。安易に顧客の秘密をバラさない態度も良かったし、こちらの話をよく聞いて、ありがちな「どうせシロウトだろう」とバカにしたような対応をしなかったのも好感度大。至急調査するから、メールのヘッダを送ってくれとのこと。

この時が、16:30頃だった。速攻でメールを書いて送る。



チャート4

ホロスコープ画像出力 Stargazer for Windows by Delphi






チャート5

ホロスコープ画像出力 Stargazer for Windows by Delphi




この 16:20 と 16:30 で明確な違いがある。敵が強そうなのは同じなんだけど、30分になると最初に原因だと思っていた金星と天王星のオポが6室と12室の弱いところに押し込められているのだ。(マイナス5度のルールを使わないけどね…。)
最初の見えない敵だった水星も8室。みんなevil houseで弱り気味。


とりあえず、自分に都合のいい解釈だけすると、ホロスコープはこんなことを語っていた。(笑)

そして17:49にOCNが対処してくれる旨のメールを送ってきてくれた。
はっきり言えば、こんなまともな解決がはかれた事自体が、ネットの世界では珍しいと思う。

こんなホラリーともつかず、わけのわからん占星術で後付けして、収まってしまう(振り上げた拳をおろせる)程度の怒りなど、たいしたことではない。

追記

直上の文は、既に消したテロ事件関連に書いた月記に関するものです。

文中でこの会社のことを悪く言っていますが、ネットに接続してWEBで販売業務まで手がける癖に、担当者の知識がなさ過ぎることにあきれます。自分たちで自分たちの始末を付けられない状態です。
私は日に5通程度のウィルスが送られてきます。homepageをみた人からでしょう。ウィルスはページ上にあるメールアドレス(らしきもの)めがけてウィルスを送りつけるから。感染した人に対しては「迷惑なヤツだなぁ」と思うし、最低限のセキュリティを守ることくらい勉強して欲しいと思う。車を運転する時に、免許が必要で、免許を取るには試験があるように、それ相応のものを扱うんだから、それに合わせたレベルの「最低限の知識」は持って欲しいと思うのです。でも個人なら、まだ「しょうがねぇなぁ」で許します。関わりたくないから警告しません。

しかし、この会社など、WEBで営業をしている人たち。「こっちも、海外からヤラレちゃったんだよね」なんて言語道断。ヤラレたんじゃなくて、受け取ったメールの添付ファイルを開いた人がいるから感染したのであって、善意のまま攻撃されたわけではない。社内教育をしないからいけないのです。他にも苦情があるにも関わらず、「それ以上被害を広げないための努力」をしない。ネット初心者ならわかりませんでしたで許される(そうかなぁ?)としても、プロなわけです。生業として、管理者なわけです。知りませんでしたというのは、勉強不足、怠慢、不適格。人がいないのなら、アウトソーシングすべき。お金がないならやってはいけない。それは資本主義の原理です。

以降、苦情に対する詫びもなければ、homepageに謝罪もない。電話で「お名前は」って聞いたらブチ切るヤツ、「私も、帰ってきたばっかりで状況わからないしねぇ、まぁ、いろいろやってるから」「そんなのわかんないよ、なんとかするように言っとくよ」という上司(客に対してもそんな口の聞き方で商売成り立ってるのか?)のいる会社に期待するものなど何もないけれど。

ほんと、こんな会社のWEBで買い物したら、情報とかぜんぶ流れちゃいそう。


このところ  2001/9/21 Fri.
小さな誤解から、大きな誤解まで、とにかく色々なことがある。人付き合いは、かくも面倒なことなのか。
自分に対する月のサイクル(ルナーリターン)を気にしてみたけれど、それではないみたいだ。もしかするともうひと回転そうなのかもしれない。それは勘弁してくれ。
じゃぁ、新月〜新月かというと、新月を過ぎたが似たようなことがある。

世の中、全般がぴりぴりしているんだろうか?

いや、今回のテロと、これから起こりそうな戦争を引き合いに出す気はない。
あまりにも、人それぞれ、思うこと、感じること、考えることが違うからだ。あちこちで、納得できる意見、できない意見を目にしてきた。人によって考えが違うのはあたりまえ。
「今、何ができるか?」というのも、人それぞれ。各人が「自分の良心に従って」行動すればいいし、「できる範囲のこと」をすればいいし、何もしなくなければしなくていいだろうし。

占星術的解釈? それは、私にとっては、まだ時期尚早なことに思う。以前、ちょろっと書いたが、その程度では「解釈」と言えるレベルではない。多くの過去の例などを検討しなければ、解釈にはならないと思う。

おっと、話が飛んだ。ちょっと河岸を変えよう。


火星という星は  2001/9/21 Fri.
ホロスコープで「火星」はかなり重要なのではないかと思い出した。

月は地球の周りを回っていて逆行がない。太陽は地球そのものがその周りを回っているのだから、逆行もないし、まぁ、ホロスコープでも重要な中心点みたいなものだ。

水星と金星は、いわば太陽の従者だ。太陽から一定以上は離れられないので、常に太陽の拘束されているようなものだ。

木星や土星は動きが遅く、個人の星というよりは社会の星という感じだ。それ以降の天体については、ちょっと思うところがあるので今回は書かない。

とすると、火星だけなのだ。ある程度の速度で動くから、同じ年に生まれた人はほぼ同じサインということはない。地球からの見た目で言うなら、火星は自由気ままに動く。逆行もすれば太陽の動きにも左右されない。一番、バラエティがあるのだ。

中国では、アンタレスのことを「対火」というらしい。火星と赤さを競い合っている。その2つが近づくときは不吉なことがある。うーん、そうかぁ、蠍座の火星だったら、ルーラーでトリプリである。サイデリアルで見るのか、いや、アンタレスが何度にあった時代か? とりあえず、そんな話は聞かないで欲しい。(笑) それを調べるくらいなら、ここに書かずに article に書いている。(笑)

それにしても、夜空に赤い星があったら、それはみんな注目することだろう。火星が蠍座の支配星というのは、この星の色からしてもピッタリな気がする。主立った12宮の一等星は、アルデバラン、ポルックス、レグルス、スピカくらいなものか。うー、星の色と支配星との一致なんて、説を作ったらおもしろいのかも。アルデバランって黄色みがかって金星っぽい雰囲気はしなかったっけ? スピカは青白くて水星っぽくない? がはははは、冗談。恒星の色は性格にどう表現すればいいのか、少々お酒の入った状態では調べる気にもなりません。(笑)

それはいいとして、やっぱり、火星だ。火星のディグニティが高い人は能力も高いように感じる。いいなぁ、火星。

私の火星はデトリメントだ。弱い。

なお、水星のディグニティが低い人に、頭のいい人が、妙に多い。私の大学時代の友人で弁護士になった人がいる。大学の授業でも大変お世話になった。(笑)彼女の水星は魚座だ。


火星についてもういっちょ  2001/9/23 Sun.
日記として書こうとすると、どうも暗い話になってしまいそうでいかん。

腕の調子が悪いぞとか(今日は鍼のおかげでかなり良好)、昨日は胃痛がひどかったとか、頭痛もしてきたとか。これじゃ全身ぼろぼろみたいだ。

さて、火星。

これは完全に好みの問題かも知れないけれど、雑誌等で「お、この人いいなー」と思う女優さんやアイドルのデータを見ると、火星のエッセンシャル・ディグニティが高い人が多い。また、知り合いのデータを見ても、なにか高く評価される能力を持った女性や、個人的趣味ではなく誰が見ても「あの人キレイだよね」という女性には、同じく火星のディグニティが高いことが多い。

というか、火星のディグニティが高い人を見ると、そういう人が多く感じる。

もちろん、この「感じる」というのが、あまりに曖昧な情報であることは事実。人は、目立つもの「だけ」を覚えていることもあるし、自分の思っていることに合致すると覚えていて、違っているとあっさり忘れる傾向もあると思うからだ。だから占いが(以下自粛)

ちゃんとデータが出せるなら、articleあたりに書いている。(笑)

とはいえ、火星のディグニティが高い女性には、「自分を上手にコントロールできない」人が多いと思う。ここも同じく、「思う」であるから、目くじら立てないでね。(苦笑)
断定する気も、決めつける気も、ない。

以下は、感じたものだが、「私のこと?」なんて言われると困るので、見たホロスコープの中で2人以上該当する人が思い出せるものにしておく。

自分の感情を上手にコントロールしきれないタイプや、やりたいことがたくさんあって収拾つかない人、自分の持つパワーやポテンシャルを上手に発揮できない人、反抗心や対抗意識が妙に強く他人を(それも敵対心として)気にしすぎてしまう人。

女性の場合にこうなってしまうのは、火星が男性的な星だからかもしれないと感じている。
もっともベタな感情を表す月(moon)は蟹座のrularだ。そんな蟹座でさらに火星が強くなったりしたら、蟹座の感情は抑えられなくなってしまうかも。triplicityでありながらfallとは、良くできた仕組みだ。火星パワーばりばりの蠍座(rular + triplicity + 時には term に face ) ではサスガに感情の月が負けてしまう。蠍座は感情すら凌駕するパワーを持っているのかもしれない。
(かなり、勝手なこと言ってます。笑)

そして、実は、私は火星のディグニティが高い女性は苦手みたいだ。自分の火星がdetrimentだからかもしれないと思っていたりする。

さっきは蠍座のルーラーは火星とか言って置いて、ここだけいきなり冥王星の話が出てくるあたり、あいかわらずのご都合主義だが…(笑)
冥王星の影響をことさら強調する人がいる。冥王星がオポだった時は辛かったとか、冥王星がきたら急に大変になったとか。わからないわけではない。けれど、自分が冥王星を意識したことがほとんどない。あまり感じない。鈍感なだけか、いや、少し前の日記で書いたように「自分が十分に認識していないから効力がでない」のかもしれないし、気づいていないだけかもしれない。私は冥王星はもはや個人の認識を越えたところにある星なんだから、感じなくてもいいんじゃないか、なんて思ったりもする。それよりも、もともと、蠍座の生まれだから、冥王星の力には抗体を持っているのかも。そんなことを考えたりもする。

なんにしても、考えれば、考えるほど、おもしろい。


ううう、火星の話が  2001/9/24 Mon.
本人は、それなりにマジメに、それなりに気軽に書いた割に、妙に反応がある。(苦笑)

上の階のお嬢様にも怒られてしまった。(笑)
も唱えているのだから、機嫌を直して欲しい。冗談ともかく、またまた「感覚的」データで言ってしまうと、アセンダント天秤座と牡牛座は美人だ。

確かに、占星術は難しい。ほんっと、むずかしい。けれど、占いに関わる人たちとの人間関係のほうが、もっと難しいかも知れない。やばい、黒い発言になってきた…。

それにしても、ネイタルは、今更変えられない。自分では、もっとすごい(特徴のある)ホロスコープを持って生まれたかった、なんて思っていたりもするけれど、もはやどうにもならない。


活性化  2001/9/26 Wed.
以前、10月末より、アカデメイアでホラリーの講座を開くと紹介した、いけだ笑みさん がホラリー関連の掲示板を開設した。


いけだ笑みさんのページ の、左側のメニューにある研究室からたどれる。書き込み募集中のようなので、腕に覚えのある人も、勉強中の人も、要チェックという感じだ。私もよくわかっとらん癖に参加してみようと思っている。


このところ、あちこちの占星術サイトが活性化している。これもおもしろい現象だと思う。まるで示しを合わせたかのように、掲示板ができてみたり…。最初は、Kumikoさんのところの、 Crescent Moon / Astrolabe だったかもしれない。事前に、Kumikoさんは Astrologer.JP のことを知っていたし、私も Astrolabe ができることは知っていた。こちらの準備が遅かったという感じで、Astrolabe が先にスタートし、そのあと、うち ( Astrologer.JP ) ができた。どちらも、複数の人で運営していこうという感じは似ているかもしれない。どちらも StarIQ の影響を受けたんだろうか? Astrologer.JP など、サイトの色使いも似ている。(爆) 比べてしまうのは失礼かも知れないけれど。
もちろん、Astrolabe と Astorologer.JP は喧嘩しているわけでもなく、運用ポリシーが違うのもわかっていたので最初からどうするもこうするもなくそのまま独自に成立。(笑) いいライバルになっていければと、本気で思っていたりする。
Astrologer.JP は、メンバとして参加する点について妙に敷居が高い。この人間関係の難しい占星術師達が集まって、如何にトラブルを起こさないかに焦点を置いていると言っても過言ではない。(苦笑) また、読者参加型ではなく、情報発信型を目指そうという考え方である。自分たちが(基本的にはメンバは自由に)発信したいものを発信する、というスタイルである。それにしても、うちのサイト、ネットではメジャーどころから眠れる獅子まで、よくこれだけのメンバが集まってくれたものだ。(^^;
homepageを持っている人も参加してくれているのは、とても嬉しい。ホームレス(^^; な人も、もちろん、嬉しい。ちなみに、Astrologer.JP は、サーバを借りたり、一応のとりまとめは私がやっているが、メンバは個々に自由に動く。信頼関係はあると思っているが、金銭関係や依存関係、上下関係はない。何が出てくるか、とっても楽しみ。

homepageではないけれど、Lavender ML では、 Kuni Kawachi 師匠 が今年の始めから多数の洋書をもとに、占星術から見た結婚についてを連載(?)して下さっている。これなどすごいことで、まるで通信教育でも受けているようだ。
基本的に「情報」を得るためには対価(代表的なものがお金)がかかるものであるから、MLで濃い内容のものを発信してくださることにはとても感謝しなければならないと思う。

その後、Astrologer.JP のメンバである 堂坂さん のサイトでも占星術談義の掲示板が立ち上がって大盛り上がりを見せたし、ついに大御所 aman大王も「東京水星通信」 を立ち上げた。この、 「東京水星通信」 には、ヤラレたぁという感じ。もともと、aman大王と言えば、誰もが一目も二目も置く存在だから、クオリティが高いのは当然。その顕著なところがニュースライナーだと思う。マジで、あれを維持していくのは生半可な知識ではできないし、並大抵の努力ではできない。


それにしても、ネット占星術界の充実ぶりは、占星術を始めて知った15年くらい前(遠い目)からすると、信じられないくらいだ。そして、そのころからたいして進歩していない自分のアホさ加減も信じられないくらいだ。


冗談でもイヤミでもなく、WEBサイトは1ヶ月から3ヶ月くらいで更新が止まり出すところも珍しくない。ご意見やクレームは、それが善意のものであっても、あれこれくるうちに面倒くさくなることもある。それに、なにしろ、作っていて飽きる。1年後もサイトが続いているところなんて半分もないのではないだろうか。
きっと、読者の人たちは、「どのサイトのイレクションが正しかったのか?」なんてことを楽しみにできるかもしれない。

何年も前に、冗談で「男女の付き合いは、車の点検と同じサイクルでターニングポイントがくる」と言っていたことがある。新車で買って、1ヶ月点検、3ヶ月点検と新車点検がある。付き合いだしてみて「え〜、全然違う、やっぱりダメ」なんていうのがこのあたりだ。次は6ヶ月点検と1年点検である。付き合いだして慣れてくると、そろそろ、気がゆるみ出す。その後も、6ヶ月点検と1年点検を繰り返し、3年目で「車検」がある。
6ヶ月点検(180度)よりも1年点検(0度)のほうが大きいのも、案外、それっぽい。車検は3年目であるが、新車で買った時を除けば、2年ごとになる。このあたり、火星の周期かも知れない。(と、強引に占星術の話にする。)高校生や大学生だったら、卒業とか受験とか就職活動とか就職とか、2〜3年でいろいろ阻むものあるだろう。
いい歳をした大人なら、別の格言「付き合って1〜2年で結婚を決めなければ、何年かして別れるか、7〜8年して魔が差して結婚するしかない」というパターンだろう。大体、1年を過ぎれば「付き合っている状態」に慣れてくる。ルーチンワークになる。太陽がぐるっと1週回ったあとだから、もう、どこのスポット(サイン)にも出かけてしまって、デートコースも「前に行った所」になってしまう。
まぁ、続けていくのは、大変だよ、ってことで。

(どれも、経験談ではない。)



コンバストって  2001/9/26 Wed.
某所に書いたのですが、もしかして、combustって、
「新月後、月が見えるぎりぎりの所」は約18時間後だということに由来していたりしませんかね? ちょうど、8.5度くらいだと思います。
でもって、天文薄明・薄暮がunder the sun beamsなら、とてもしっくり行く。

じゃぁ、月には、combust はあっても、under the sun beams はないのか? さて、謎です。


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Akiary v.0.42