月記 バックナンバー


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最近、疲れ気味の  2002/8/2 Fri.
Astrologerって多くないですか?

Astrologerだからじゃなくて、夏バテだろ、というご意見もごもっとも。
でも、こんな風に考えるんですわ。Astrologerとして興味を持って、取り組んでいる。たぶん、なんらかの共通点がある。それが何かは断言できないけれど。その共通しているものが痛めつけられていたら、Astrologerというくくりで、影響が出る。

だけど、その影響の出方は、人それぞれバラエティがあるだろう。とはいえ、よぉく考えてみると、星の関係があるものと全く無関係の偶然とがあるようにも思う。「私にあてはまった法則」があなたに当てはまるかどうか。そのあたりをじっくり考えてみないとね。

ぼちぼち、木星が獅子座に行ってしまいます。自分のネイタル太陽にトラインの状態の割には、ぱっとしないぞ、俺。
ぱっとしないどころか、ここ数日は、ぐったり。

12日26時(13日2時)はペルセウス座流星群極大。
たまには、空を眺めるのもいいかもしれない。

占星術って、なぜ、人々に根付いたんだろう? 日月食はインパクトが強いけれど、それと星座が直接結びつくような感じはしない。だって、特にインパクトが強い日食の時に星座は見えないんだから。
農耕で季節の目安と言っても、季節は体感温度のほうがよっぽどインパクトがあると思う。アルデバラン、レグルス、アンタレス、フォーマルハウトが方角を知る上で重要なポイントだったと言っても、それは船に乗る人。
星を「見る」人はいても、それって、日頃歩いていて道路標識とか角の店を目安にする程度のもんであって、観測していたり動きを気にしている程ではないような。

世界共通に近い状態で、星座というモノを知り、太陽系という存在や、そこにある惑星達を理解している人と、なーんにも知らない人に同じく作用する星。いや、同じに作用してるわけじゃないのかな。このあたり、動物に作用するのか考えるのと近いものがありそう。

鍼治療をするようになったら、ツボが痛くなるようになった。ツボなんて自分ではわからないけれど、鍼を打たれる場所はツボらしい。今までは感じなかったけれど、鍼に慣れてきたら、いきなり脚のツボらしき部分が痛く感じることがある。
今まで気にしていなかったツボが反応しているんだろうか? 自分の中に眠っている神話の世界があるとするなら、星を知ることによってそれが目覚めてしまって、刺激を受けやすくなるようなことがあっても、なんとなく納得してしまいそう。



すごく面白い  2002/8/4 Sun.
面白いというと失礼な部分もあるとは思うけれど…。

木星が蟹座から獅子座へ。
主にAstrologerを見ていると、木星蟹座時代の清算をしている人を多く見かける。清算をしているというか、ひとつの区切りが来た、という感じ。このサイトも木星蟹座でスタートして、そろそろ清算か? おぃおぃ、シャレにならないぞ、と。確かに、「自分たちがやりたいと思う情報発信をする」だから、強制的にやるべきではないし、もしも流れが終息に向かうなら、それも答えのひとつだと思う。
(別に、弱気になっているとか、飽きているという意味ではなくて…)

案外、Astrologerって、単純なのかも。
星を意識しているからこそ、星の影響を受けやすいのか。(先日書いた日記の内容みたいに…。)

木星蟹座の1年をうまくまとめ上げたなぁという人もいれば、ラストスパートで風呂敷をでっかく広げだした人もいるようで。体力など、心配だったりもする。「慣れ」の問題として、風呂敷を広げるのに慣れている人、無茶するのに慣れている人と、そうでない人がいる。
細くても継続することが良いのか、やれるときに一気にやるのがいいのか、それは価値観の問題だとは思うけれど、この「細くても継続する」ことは、それはそれは難しい。とはいえ、コレも慣れみたいなもので、自分のテンションのコントロールができるようになると案外続けることもできる。そういう意味では、一気にテンションをあげないようにすることができないと。

スポーツ選手は出来るだけシーズンを通じて波が少ないアベレージを出す。街にあるお店は、継続して売り上げを維持している。彼らだって、星の影響は受けているはずなのに、星の影響を越えて、自分たちを維持している。サラリーマンだって同じで、木星のサインが変わったからって転職しない。

こういうの、「すっごく蠍座的な意見」だそうで。でも、わたしゃ、hot and dry な気質。


質問したい〜  2002/8/5 Mon.
質問したいけどー、今はダメなの、朝まで待たなきゃ。

質問したいけどー、来週まで待ったほうがいいのー。


真っ赤にもえたー太陽だからー、獅子座の昼はトリプリシティなの〜
# その前にルーラーだけどね。

今〜天秤座はいって、ルーラーになった〜 フォールよりずっとプラスになった〜


今年の12月  2002/8/11 Sun.
本当は、別のことを書かなきゃ行けないと思うのだけれど、とりあえず、この話題。

今年の12月って、すごいかも。
10月から、金星は逆行を始める。ずんずんずんずん逆行する。
金星は天秤座に入りそうで、入らない。蠍座0度まで戻るのに、自分の家に帰らない。おーい、居心地悪くないのか? 蠍座。(笑)

そこにきて、火星がスピードアップして(?)金星を追いかけていく。順行に戻った金星を追って、がんばる、がんばる。もうチョイで追いつくまでいくのに、ぎりぎりで追いつけない。追いつけないまま、金星は離れていく。あぁぁぁ。

なんか、ドラマを見ているよう。蠍座恋愛劇場、女心は難しい。(笑)


急に、虚脱感…  2002/8/12 Mon.
つい先ほど、(12日 15時15分頃?)急に虚脱感が押し寄せてきた状態。
n火星にt月がタイトな合、ってことは、n金星にt月がタイトスクエア。
でも、n土星にt太陽と火星がタイトなトライン。こっちは1室。
自分で、火星がどーとかこーとか言い出したら、火星に逆襲されているというか、火星の影響をモロに受けている感じ。なんにしろ、火星になにかあるとそれが出てしまう。

自分の中の火星が暴走気味?

こういう状態で、なるかねぇ。
蟹座で元気だった木星が獅子座に行ってからというもの、不安定なのか?

勉強する時間が欲しい、とっても。

こんなぐったりするのは、1年に1度もないような気がする。
しかし、性格的に投げ出せないし、休養する時間もない。アホとしか言いようがないんだけど、泳いでいないと死んじゃうマグロみたいなもん。一度、気を抜いてしまったら、なにひとつやらなくなりそうで。かなりキツくても、平気な顔して、元気に振る舞えてしまうのもいかん。

自分の中の火星的なものが刺激されると簡単に放出しちゃうなら、
「火星なんぞ気にしてないで、金星あたりを気にしていればよかった」
なんてオチをつけなきゃ。


7室太陽  2002/8/16 Fri.
ちょいと占いを頼まれた。
女性で社会人になってそれなりの年数が経ち、友達にもそろそろ「結婚します」と言い出す人が出てきた年齢の人。やはり、気になっているのは恋愛といいつつ、結婚。仕事が忙しくて恋愛する時間もない、このままでは結婚なんてできないのではないか。さすがに、まだ若い(笑)から、それほどせっぱ詰まった聞き方ではないけれど、とてもしっかりした人だけに「自分の将来」について考えていると言う。

東京以外の地域では「東京より結婚が全然早いのがアタリマエ」なんて話は聞くけれど、実際のところは調べたわけではないので知らない。
ただ、東京付近に限って言えば、24歳、25歳くらいでパタパタと結婚する人がいて、26から28歳くらいの幅は結婚する人が減り、29歳、30歳で激増する。

サターンリターンを迎えて云々とそれらしい説明も言えるかも知れない。しかし、コレについては、大きな疑問がある。これは後述。


パターンと言ってはなんだけれど、仕事が忙しくて、気が付いたら結婚せずに30歳を越えていました、という女性に太陽7室が多い。

もちろん、太陽7室の人が「すべてそうなる」わけでもないし、仕事に流されて結婚しないまま30歳を越える人のすべてが太陽7室でもない。そんなことはあたりまえだ。(唯一無二の、100%当たる、すべての人に該当する占星術を見たことはない。)
そして、もうひとつ、女性にとって「結婚が幸せ」だとか、結婚しなければならないなんて言っているわけではない。人の生き方や、考え方、価値観を、星に決められたらたまったもんではないし、さらに占い師の感覚で言われるなんて冗談ではないだろう。いいか悪いかは、本人が考えて感じることであって、星がどう並んでいようと、それは生き方を強制されるもんではない。


さて、話は戻って、太陽7室。7室というと、べたべたに「結婚の室」なんて言われるから、そこにきらびやかに輝く太陽、女性の取って夫を表すような星が入っていたら、それはそれは幸せな結婚に導かれていくように感じる。
でも、結婚しないままもうすぐ40歳とか、もう30歳を越えて、「結婚なんてねぇ、もう考えてないよ」とか「毎年、今年こそ電撃結婚って言っているのに」という女性が多く感じるのはなぜだろう。

もう少し広げて、太陽がアングルにある女性は、仕事に対して熱心、熱心でないに関わらず、仕事が忙しく時間を使ってしまう傾向がある。10室に太陽という人なんて、ベタベタにそういう感じにも受け取れる。じゃぁ、7室は?

ここで、ふと、本を開いてみる。洋書でも開けばカッコいいのだろうけど、懐かしの「占星学の見方」という、ルル・ラブア先生の本である。(弟子でもないのに先生と呼ぶのは失礼かも知れないけれど。)
20年から15年くらい前に占星術を始めた人なら「誰もが読んだ」本だろう。だって、ホロスコープを描いて読むための本で、容易に手に入るものは、これと他のルル先生の2冊、「占星学教本」という流智明先生の本くらいだった。
その「占星学の見方」でも(その後に出ていうる「占星学」でも「ホロスコープ占星術」でも)7室太陽を、良縁だとか幸せな結婚なんて言ってはいない。結婚という意味では、社会的地位の高い相手との結婚や結婚による財産的繁栄と書かれている。ベタに考える幸せな結婚は、木星がある場合という感じだ。昭和59年に発行された山内雅夫著「占星術指南」では、7室太陽について、しっかり「女性については結婚が遅れがちである。」とあり、「中年になってから、地位の高い人と結婚する」と。当時の考える中年と、今の考える中年が同じなのかな、結局「結婚する」と書かれている背景に、女性は結婚するものという当時の考えがあったりしないのかな、と、少し考えてしまった。

いやいや、侮りがたし、日本語の本。
そんな侮りがたい本があった、あの時代には。ある意味、それで満足してしまった(満足せざるを得なかった)人たちは多いと思う。でも、その時に、既に海外にある日本語以外の本に目を向けていた人もいるわけで、amazon.co.jp でお手軽に洋書が買えるわけでもない、日本でも一部の書店でかろうじて輸入されていた時代に…。そんな人たちが、今現在、何十歩も前にいるのを知ると、ため息が出てしまう。
洋書コンプレックス、英語コンプレックスも否定はしないけれど、手に入れている情報量が違えば、そりゃ考えの幅も広がるってもんだ。

でも、時に、最初のサターンリターンではないけれど、100年くらい前の人のサターンリターンと今の人のサターンリターンが同じと言われたら、ちと、しっくり来ない。
上に書いてある結婚だって同じだ。それこそ、結婚式当日、初めて配偶者となる人を見るなんてこともあった時代、そもそも女性が自立して働くなんて考えられなかった時代が長らくある。三行半(みくだりはん)という離婚も、キライだから別れる、他に女(男)が出来たから別れる、そんなことはほとんどなく「一家郎党」に累が及ぶことのないよう離縁するという時代もあったと言う。それが今時の、4組に1組が離婚するのと同じというのもおかしな話だ。たとえば、泥棒を捜すなら占星術よりも、警察を呼んで物的証拠や目撃者探しをしたほうが、いいとも思う。国によっても、時代によっても、違うことはたくさん。

そんなことに思いを巡らせていると、何を大切にしたいか、何がより今の時代にマッチしているか、真剣に考えだしてしまう。


さて、さっきの7室太陽の話。
もちろん、仕事を断ち切って結婚を真剣に考えないと結婚が難しくなるという考えもいい。逆に、結婚よりも仕事をがんばって自分にとって大切なモノを見つけていくというのもいい。どうしたいか、どうすべきかは、本人が決めることなんだから。




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Akiary v.0.42