月記 バックナンバー


<先月> <目次> <来月> <最新> <Astrolgoer's diary> <Top Page>


結局  2002/12/1 Sun.
歯の件は、やっと落ち着いてきた感じ。
抜歯後もおとなしくなってくれた。ほんっと、月のひとサイクル。


『占いはなぜ当たるのですか』という本をまた買った  2002/12/8 Sun.
自称「鏡フリーク」としては、例によって、新装で発売された『占いはなぜ当たるのですか』を購入。

これは非常に面白い。鏡さんの、占星術(や占星術界)に対する、信奉と、愛情と、疑惑と、嘲笑があるような。

たくさんの「情報」が詰められているけれど、この本は、1999年に出たものなのだ。私が知らなかっただけなのか(それもたぶんにあるとは思うけれど…)、2002年暮れの今でも新鮮だったり、今頃になって浸透してきたことだったりする情報がある。実は、1999年のヤツも、サイン入りでもっている。(笑)

せっかく買ったので、再度、東海道線の中で読んでいたりする。


占星術はなぜ当たるのか? まぁ、これは、永遠のテーマ。

鏡さんに関して「あの人、占いは当たらないって言うでしょ?」という言葉を、複数の人がから聞いた。どこで言っていたかは知らないし、言っていたかどうかの事実関係もわからないし、もちろん、調べようとも思わない。(笑) その「言うでしょ?」のあとに続く言葉、もしくは、声にならなかった言葉は、「そのくせ、占いで食べている」とか「そう言いながら占いをやるのはおかしい」とか。

本の中には、星たちが地球上に与える影響について触れられている。確かに、海の潮の満ち引きは月の影響(と太陽の影響)だし、大潮は太陽と月の合や衝の時。石川本と言われる、これまたメジャーな「占星学入門」のシリーズの中には、濾紙が吸い取る金属の水溶液の話が出ていて、そこには星の影響が見て取れる。そういえば、地球と月を結んだ線を一辺とする正三角形の位置に、第二の月ができるかもなんて話もあるし、太陽と土星を結んだ線を一辺とする正三角形の位置には、トロヤ群小惑星があって、この正三角形(中心から見ればトラインの状況だし、ひとつの点から見ればセクスタイルの状況)には、なんらかの力学的な力が作用していると考えられる。こうしてみると、いかにも、アスペクトと関係がありそう。
そういった星からの力は、きっと視覚的に確認できるビーム光線ではないだろう。(だって室内で生まれた人と室外で生まれた人、雲の有無で占星術が変わらないから、それともニュートリノのようなものだというのだろうか?) ふと振り返って重力的なものだとするなら、地球上では地球そのものの力と、潮の満ち引きで影響があったような月の力と、せいぜい太陽の力までで、他の惑星なんぞ、皆無に等しい。

それでも、「たとえば、そのように、『なんらかの力』が作用しているんだから、星は人に影響を与えている」と主張することもできる。

いや、そこで、人が「星を認識するか」とか、ユング心理学を持ち出すことも、アリだと思う。実際、『占いはなぜ当たるのですか』の中ではそのユング心理学の話も展開されている。私自身からすると、それが好きか嫌いかという感情論を除けば(笑)、この心理学での説明が、すごくシックリきてしまう。

なにがしっくりくるかと言われれば、「占星術ブラックボックス」という感じ。
占星術が当たる仕組みに対して、「そんなのどうでもいいじゃん、当たるんだから」という人たちもいる。いや、実際、私もそう思う。それを究明したいけれど、究明することにこだわる気はないよ、ということで。
だからこそ、ブラックボックスが、古典であっても、サビアンであってもいいわけで。個人的には古典というブラックボックスがとっても楽しい。実際に使いたいのはこれ。


さて、ここでいきなり、我に返る。

「ホントに、占いが当たるって信じているの?」

そう言われたら、きっと、私は「ノー」と答えてしまいそう。自分の中では思うところがあって、ノー。なぜなら、聞いてきた人を説得できるだけの材料を自分がもっていないから。「ほら、一目瞭然だろ」って言えるものがないから。

さっきの、実際に作用している「なんらかの力」が、占星術的な事柄にまで及んでいるのか? 「そういうこともあるんだから、なにかあるんだよ」で納得できるのか? 「そこには作用しているけれど、だからって、他にも作用していると言えるのか?」と。

もちろん、それで占いを蔑む気なんてまったくなく、自分では当たると思うし(自分の占いが「誰よりも当たる」という意味ではなくて、占星術そのものが当たる力を持つ、という意味)、これがまた楽しいから続けている。

こんなことを書いて、怒られてしまうかも知れないけれど、もし、占星術に対してなんら疑惑を持たずに信じられるとしたら、かなり怖いことだと思う。数学の方程式のように、XとYに値を入れたら答えが出てくるようなものではない、と。だからこそ、「本当に、これでいいの?」という疑惑を抱かないんだろうか? その疑惑と折り合ってから、占星術はとても楽しいものになった気がする。「自分が中途半端だから、適当なところで妥協しているのを体よく表現してる」なんて怒られても仕方ない。



『占いはなぜ当たるのですか?』という本は、行間から著者の気持ちを邪推しながら読むと、さらに楽しさが倍増しそう。文庫本でポケットに入るし、629円だし、安い本だと思う。


うわ、やば  2002/12/12 Thu.
なにげなしに、ちょっとあることを頭に浮かべつつ、もしもホラリーで見たらどうなるんだろうなんて適当に考えつつチャートを開いたら。。。。

12日23時28分。

実は、最初千葉にしていたんだけど、そしたら、アセンと太陽が、ほんっと、分までピタリのスクエアだし、月とPoFも同じ度数のスクエアだし、金星と火星は同じ度数のコンジャンクションだし。なーんて思っていても、これはんまり関係なさそう。
星の力はすべての人に降り注いでいる、なんていうと、また、鏡さんのセリフのパクリっぽいけど(確かにそーだ…)、実際にすべての人に降り注いでいる。あなたにだけ意味があって、他の人には意味がないかどうかが、むずかしい。それをコントロールできるのかも、むずかしい。だけど、「自分には効果がわからないけれど、あっちの人たちには効果が出ている」という光景は、あると思う。

だまされた人にとって不幸な星は、まんまとだました人にとっては幸福な星。そんな言葉を見たこともあるけれど、それは、星の力を受けたとか受けなかったとか、活かしたとか活かせなかったとか、そんなことなんじゃないか、と。
そして、そういうことを見ている傍観者、野次馬もいる。僕のカスプのロードでも、あなたのカスプのロードでもない星達が、そうなのかもねー。(笑)
だから、「私」には関係なくたって、「私の親の友達の息子の恋人」には関係あるかも知れない。

なんて考えていると、とっても楽しい。


続「うらなぜ」話  2002/12/15 Sun.
12月8日に鏡さんの『占いはなぜ当たるのですか』について触れているんだけれど、読み返すと、あまりにヒドイ。というのは、本について語っているのか、自分の言いたいことを言っているのかわかりにくいから。


『占いはなぜ当たるのですか』は、とりあえず、『うらなぜ』と略。(笑)

この本、読み返してみると、今だに情報が新鮮。
というのは、海外の占星術事情が、如何に、日本に入ってきていないかを痛感。もちろん、Astrologer.JPの中の人にしても、その他の団体やサイトの人も、そういう試みをしている人はいる。(たとえば、あすとらーべの芳垣氏←なかなかのナイスガイ!) 古典占星術と心理占星術の「微妙な関係」など、なかなか、日本語で読むことは少ない。今は『うらなぜ』の1999年の事情とは多少変わって(鏡さんが他のところで書いていたような気がするけれど…)、対立関係という図式からの変化もあるし、ホラリー=古典のようなイメージから(同じくあすとらーべやJANetのニュースレターで連載している石塚氏の)「心理ホラリー」というような歩み寄り(?)もあるようだ。
決して、悪い意味ではなく、古典ホラリー系の人の特有の反応の背景(ベースにあるもの)がわかるだろう。


how-to本的な要素があると書いたのは、かなり誤解を招きそう。
エレメントでの解説や、土星がどのハウスにあるか、なとどという記述の部分をhow-to的な要素と言ったつもりではない。例えば、それらのところでも、『ここで重要なのは「当たった」「当たっていない」という基準ばかりでみないでほしい』と書かれている。
占星術(もしくは、12星座占い)をやっていると難しく感じるのは、「ズバリそのもの、詳細な指摘」を求める人が多いこと。抽象的に書いたり、広い意味に取れることを書くと、「それなら誰でも当たる」という批判がある。もちろん、批判は批判として受け止める必要があるし、読む人(受け手)のニーズというのも、無視していいものではない。
そのあたりの「微妙なさじ加減」が難しく、大切。そのあたりの考え方のポイントについて、『うらなぜ』はhow-to本的にアドバイスを与えていると思う。純粋なhow-to本は、本来的なhow-toの要素が前面に出るため(出ていなければ意味がないため)、その「微妙なさじ加減」の考え方は薄くなっているように感じる。(もちろん、それでいいのだけれど。)


そして鏡さん本人のプライベートな話題もあり。ファンも大満足。(笑)


「なぜ当たるのですか」ということとから先に進み「当たるってなんなの?」ということを考えるようになる本。



<先月> <目次> <来月> <最新> <Astrolgoer's diary> <Top Page>


Akiary v.0.42