月記 バックナンバー


<先月> <目次> <来月> <最新> <Astrolgoer's diary> <Top Page>


今日も愚痴る  2004/12/5 Sun.
世間のこの忙しさはなんだと言いつつ、自分も忙しい。

よく考えたら、どの星座にも同じように降ってくるこの忙しさ。毎年恒例。太陽が射手座から山羊座に向かっていくこの期間は、忙しくなる。これセオリーになるじゃん。この期間、毎年同じことがあるとしたら、太陽の動きだけなんだからさ。(笑)


自分も、例に漏れず、「なにやってんだかわからない」のに忙しい。

ベツレヘムの星の件も調べると言ったままそれっきり。
もうひとつ、ディグニティの件。日本の本では、ハウス、エグザル、フォール、デトリメントしか紹介されていないけれど、これは「日本に入ってきた時に(日本でカスタマイズされて)トリプリ、ターム、フェイスが落ちた」のは、海外で既に落ちていてそれが日本に入ってきたから日本の本では紹介されていなかったのか。これを調べようと思いつつ、ほったらかし。


とか言いつつ、古典は古典として、小惑星とか心理とかも興味津々。
ただ、心理だと「計算」がないから(笑)、小惑星のほうがおもしろいかな。
これはサイトとしてなにか取り組むとしたら、という意味。

ホロスコープを出してくれるサイトは、谷五さんのところが有名だったけれど、中止されちゃって…。KDさんのところがあって、あとはここくらい? いや、ホロスコープくらいだったら、他にもあるか。
でも、アクシデンタルディグニティまで計算してくれるところはないっしょ。

便利だと思ったら、ちゃんと注意書き読んで、その範囲で使ってね。せっかく作ったんだ、あるんだから使ってくれ、同士よ! という気持ちがあるからこそ公開してるんだけれど、公開していることで迷惑かけられたくはない。
そりゃ、ホロスコープそのものはastrologを使ってますよ。スクリプトの大元はKDさんが作ったモノを頂きましたよ。そして恒星の一覧は、当初はKuni.さんに、その後すぎむらさんに修正・加筆してもらいましたよ。バグ情報をくれた人や、入れたい機能の計算方法を教えてくれた人も、何名かいますよ。Special thanks に書いている人以外にも…
とはいえ、まじで、作るのは大変だった。100時間や200時間じゃきかない時間を投入して、考えて考えて、けっこう無茶なことをしてる。

画像処理に至っては、画像変換のコマンドがないから、自分のマシンに同じOSインストールしてライブラリをmakeしたさ。そしたらそれをキックしてもDLL(FreeBSDだからUNIX風に言えばシェアードライブラリ?)がないから、それもmakeしたさ。今度は、perlスクリクトからそれを呼び出すとDLLをサーチしてくれないから、直接呼び出すんじゃなくてperlスクリプトのなかでバッチファイルを吐き出す仕組みにして、そこにLD_LIBRALY_PATHを指定し動的にサーチパスを増やしてコマンドを起動できるようにしたりもしたさ。

「礼くらい言え」と言ったところでネットの世界なんて、情報はタダ、自分がなにしてもどうせバレない、そんなのが横行している。それはそれで仕方なくて、それをわかってやってる以上、「礼を言え」とは言わないけれど…。(ネット上の多くのところで「教えてあげたけれど、返事もお礼も来ないことばかりか、失礼なことを言ってくる人もいるので、もうメールは受け付けません」なんて文字を見ると、やっぱりな、と思う。実際、ここでも公開中止したら、心が狭いだの、自分勝手だのと言われたもんな。)


今年は、まぁ、その他のこともちょっとあって、占星術の世界にはうんざり、ぐったりしたことも事実。かなり疲れたわ。どこでも「人付き合い」は難しいけれど、占星術に興味を持つような人なんて、よけい難しいのかも。
だって、自分が小学校に入る以前から、教えられてきた「世界の常識」の中に、占いは入っていないと思うから。むしろ、占いなんてものは非常識で、非科学的で、否定されるべきもの、というのに等しい教育をされていたと思う。そんなものを扱うところにいるんだから、そもそもが変人の集まりと言っても過言ではないはず。
(かといって、占いにヒステリックな反応をするのもどうかと思うけれど…。)
もちろん、自分を含めて、そんな変人の集まりで、なおかつ、こんな狭い世界なら、そりゃ困ったことは簡単に起きる。

父さん、母さん、ありがとう、巡り会えたわ運命の人!
を、星が巡り合わせてくれたかはわからないけれど…

「紹介します、この人が、占い師の○○さん。ガタイはでかいけど、優しい人。お父さんと一緒で占星術は古典派なの。だって、お父さんが『古典好きには悪い人はいない』って言ってたし… ねぇ、おとーさん!」

ってな感じにはなるまい。(ネタが古いか?)


心理は、きっと、おもしろいと思うなぁ。
いや、自分のことは見て欲しくない。俺のことは秘密でいいんだ、秘密で。コラ、勝手に占うな。(笑) でも、他人のことは見れたら、おもしろいだろうな、心理って。それは、本当は、やっちゃいかんこともたぶんに含まれるわけだけれど。
友達のご両親が「生物学」の有名な人で、特に男女産み分けの分野の研究者だった。その娘から聞いた話では、そういう方面の研究者では、自分の精子を観察したがる人、DNAを調べたがる人がいる反面、絶対に自分のものだけは見たくないという人もいる、と。もし、自分の精子にべん毛がなかったら、動いていなかったら、数が少なかったら…。DNA鑑定をした結果、愛する娘との親の子可能性が…だったら…。男が悲しい生き物だからかもしれんけど、とてもよくわかる。人には知らなくてもいいことはいっぱいあるんだよね。例えば、小指の赤い糸の先が、誰につながっているのか、はたまた切れているのかなんてこととか。



まぁ、もうちょっと我慢すれば、蠍座に木星くるしさ。
もうちょっとがんばってみっか、とは思っている。

星がどうとかじゃないのはわかっちゃいるんだけど、そんな「もうすぐ木星がくるから、もうちょっとがんばってみっか」と思えるなら、それが一番の星の効能でしょ?

放って置いたって、地球は回ってるんだから。地球があんだけ速い速度で動いて、回っていても、人は地球にくっついて生きていくんだし。


星占い  2004/12/8 Wed.
みんな、星占いを理解していない!

蠍座の所、ちゃんと読んでいる? 蠍座って、恨みをいつまでも根に持つとか、心の中で復讐心を燃やすとか、そういうこと、書いてあるでしょ。
12星座の中で、蠍座だけには恨みを買っちゃいけない。恨まれるような怒らせ方をしちゃいけないって、思うような内容だよねぇ。何年掛かろうと、ちゃんと、しっかり、復讐を成し遂げようとする星座。

たとえば、復讐には手段を選ばないから、当人を苦しめるために、その人の周りにいる弱い人をなぶるとか、復讐の刃を家族に向けるとか、やりかねねぇなぁ、蠍座は。

そういうのがわかっていたら、蠍座に喧嘩を売るのが、どんだけ恐ろしいことかわかるだろうに。そういう発想をする人は、ほとんどいないよね。(苦笑)
「そういう気持ちを浄化しなければいけない」とかって説教垂れて火に油を注いだり、「それはアナタの中にあるシャドウが…」とか「アナタが憎む相手は、アナタの心が投影された相手で」なんて言ってブチ切れさせたり。

人なんてそんなもんで、占いってのも、まぁ、そういうもんなのかも。
実際、みんな「あー、あるある」とか言う割には、蠍座にハッキリ、キッチリ復讐された人って、少ないでしょう? 蠍座以外は復讐したり嫌がらせしてこないってわけでもないんだし。


え? 俺? もちろん、根に持つし、恨むよ。(笑)
若かりし頃に、占いの本で、蠍座は復讐の星座ってなのを見た時に「おぉ、すげぇ、なんでわかるんだ?」って思って占いを始めたようなもんだから。


びっくり…  2004/12/14 Tue.
amazon をなにげなく検索していて、鏡さんの『タロット―こころの図像学
』が、なんと、マーケットプレイスで6000円とか6800円という倍以上のプレミアが付いて出品されている…

ひぇぇ、まじですか? いや、この本自体にはそれに値する価値があるとは思うけれど、2002年5月に出て、いつの間にやら絶版。もちろん、これは待望の本だったから、並んですぐに速攻で買ったけれど、何でこんなことが起こるのか、不思議でしょうがない。(いや、もちろん、理由はわからなくもないけれど、ふたご座流星群なのに流れ星が見えない星空に向かって叫ぶということで…)

今時、本の原稿なんて電子データであるだろうから、「依頼があったら全部印刷してリングで閉じて送ります、1ページ10円、閉じ料500円で220ページの本は2720円+送料ね」ってな商売はできないのかなぁ。言うほど簡単な話ではないと思うけれど、こんないい本が「古本でしか手に入らない」のは文化の損失だと思う。本が文化と言うなら、絶対だ。ある意味で、日本で「タロットってのはアレキサンドリア図書館の壁画をコピーしたものをジプシーがヨーロッパに持ち込んだんじゃないよ」ってな話を書いた最初の本(少し前に、鏡さん自身がムック本でそのことを書いてはいるけれど)のはずで、金字塔だと思うだけに重ね重ね残念。でも、出版社サイドにもそれ相応の事情があるんだろうし、彼らだって慈善事業をやっているわけでもなければ、無限の財力があるわけでもない。それを誰が批判できるだろう。彼らだって、当然のビジネスになるとわかっていれば、何もためらわずどんどん印刷しているはずだ。

自分が全部読みきっていない本を勧めるのは原則しないものの、
ユングとタロット―元型の旅 とか、
タロット大全―歴史から図像まで といった本も、今の分で終わってしまうなんてこと…ないよねぇ、というか、ないと願いたい。

鏡さんの「占星術関連」の本では、
占星学 が、amazon で、マーケットプレイスしか買えない。まじ? これ、単に現在在庫がないだけという話じゃないの?? あれ? これ、amazon だと2つでてくる。
占星学 と、両方売り切れだけど…

ユングと占星術 はまだある…

穂渡桂樹イチ押しの 占星綺想 も、ちゃんと売っている。よかった。これは日本語で「古典」と言われる占星術に触れる唯一と言っていいような本だからなー。
宇宙との交感図説 聖なる言葉叢書 も「古典」と言われる時代の本の和訳ではあるけれど、これで古典の世界に触れましょうと言っても、それはちと厳しいと思う。(もちろん、重要な本であることに異論はない。)

他にも気になるものはあるけれど、それにしても、恐ろしい話だ。これじゃぁ、「占星術を勉強したいです」と言い出した人はどうすればいいんだろう?

ネットで検索? 確かに、調べもせずに「○○について教えてください」と言ってきたりする人よりは、検索する人のほうがいい。それとは別次元の問題として、ネット検索でも十分に耐えられるとしても、やはり、本があるのとないのじゃ全然話が違う。
いや、英語が堪能な人なら、英語の本で勉強するほうがいいというのは、悲しいけれど、昔からの「現実」だろう。でも、なんというか、せめて「日本語の本に飽きたから」とか「日本語の本では得られる知識に限界があるから」という意味で『次のステップ』であって欲しい。

だって、長い年月をかけて、日本でも占星術は一般化してきたはず。多くの人が「単に占い結果を見るだけ」じゃなくて、占いそのものや、判断されるプロセスなどに興味を持つ時代が来たはず。

これでは、講座で教えてもらいますと言う師弟制度というか、一子相伝とまではいかないにしても、誰か伝道者についていくしかなくなってしまう。自分で考えようよ、少しでも判断できる知識を持とうよ、ということが叶わなくなるとしたら、とても悲しいことだと思う。

自分自身、大の鏡ファンを自称しているし、ご本人とも少しはお話しする機会もあるのに、あえてこういうところで書くのもヘンに持ち上げているみたいで嫌だけれど…
例えば、今現在、鏡さんがポップな占いの本を生産していけば、それはそれでビジネスとしてアタリマエでありあるべき姿の「成功」を続けられると思う。でも、鏡さんは、サターン 土星の心理占星学 のような「固い本」も、出している。もし、他の人が(鏡さんと同じ品質で和訳したとしても)出版するようなことはできなかっただろうと思う。
当然、それだけ鏡ブランドが威力を発揮しているんだと思うし、それができるような基盤を維持しつつ、それでいて、「固い本」を出していくことも忘れないのは、なかなかマネできるモノではないと思う。

「まだ手に入る時代」にいるというのは、それだけで幸せなことなのかもしれない。

Kuni.さんの『占星術概論』についてはさすがにブチ切れたから(笑)問い合わせもなくなったけれど、あれもKuni.さん自身は、当面、重版する気持ちはないと聞いた。それでいいとも思う。1ヶ月以上の期間、募集していたんだから、そこで買おうとしなかった人は情熱がない。(これは絶対、断言する。)
今でも希望する人はいるし、その売っている当時を知らなかったという人には気の毒だけれど、数冊とか、数十冊のために重版というのは「まともな人間の考えることではない」とも思う。(いや、まともな人間じゃなきゃいけないとは言わない。)

いつか、重版の日はくるかもしれないから、それを待ってもらうしかない。
重版してくださいという言葉を、いう人は、多分、褒め言葉の意味を含めて切望で言うのかもしれないけれど、世の中、そう簡単じゃないわけで。
この本は、自分がやったことは微々たるものだけれど、やっぱり、すごく嬉しい。そういうものを作っていく場に立ち会えたこと。確かに、自分もヒマではないから、毎日少しずつ読んで、それにコメントをつけて、時にはこうしたらどうですかというのを書いて、でっかいWord文書で送る。翌日にはKuni.さんから修正したものや、Kuni.さんが考えていることや、その他諸々が書き込まれたものが返ってくる。それをチェックしつつ、新しいチェックを入れて送り返す。この部分、全体的にわかりにくいから、個別対応じゃなくて全体的に考えてみましょう。索引入れましょう、作りました、送ります。「私はこうは思わないけれど、ここはKuni.さんがこう考えているんだろうと想像して直してみました」とか、「この批判は正しくない」とか「こういう批判のしかたをすると共感を呼ばないから、ここはこれでどうですか?」とか。当然、Kuni.さんの考えや反論も返ってくる。多分、「膨大」と言ってもいい時間が費やされたと思う。そして、もっともっと占星術に理解のある人や、チェック能力のある人がやったのなら、さらにいいモノが出来たとは思うけれど、自分としては、Kuni.さんのものなのにできあがった時はやっぱり嬉しかった。

そういうプロセスを経験してみると、やはり、「作る」ことの難しさと、「作る」ことには想像以上の情熱が必要だと言うことがわかる。これは占星術の講座をやる人にとっても同じ。Kuni.さんも、すぎむらさんも、たった1時間半のために(「たった」と言っていいくらいに)それまでに使っている時間は何十倍なんてものではない。
いや、それを、「1日講座やる程度でそんな時間をかけるほうが効率が悪いし、背伸びしているだけで、大学の先生なんて授業の前に1〜2時間準備する程度だよ」という人もいるだろう。でも、その1〜2時間で済むようになるまでに、その人が、どれほどの時間やお金をかけたのか…


きっと、たくさんの本が、そういう大変なプロセスを通じて、やっと生み出されたものだと思う。本なんて、すべて、難産だろう。

「手に入る時に手に入れる」ということをして欲しいと思う。

そして、これは、「願望」ではあるけれど、本は(最近、新たな動きがあるものの)古本で買うと著者も出版社も、なんら潤わない。(らしい。) 絶版の本は仕方ないけれど、まだ新品が売っているのなら、著者や出版社への「敬意」として、新品を手に入れて欲しいと思う。それが積み重なることで、著者や出版社は新しい本を生み出せるのだから。
いや、もちろん、もったいない。せっかくもっている財産である古い本を売りたいとか、新しく森林を切り倒さなくていいように今ある本を読んで欲しいとか、それもわからなくはない。
でも、それを承知した上で、いい本を作るためなら、森林にも犠牲になって欲しいと思う。そうだよなぁ、地球も森林も、協力してくれるからこそ、いい本が作れるんだよなぁ、と。


占星術はおもしろい  2004/12/23 Thu.
ちょっと時間があったので、ざくっとログを見てみた。

ごく一部、気になるところはあったけれど、前回やその前の時のような露骨なものがなくて安心。あぁ、なんか、ちゃんと読んで気を使ってくれる人ばかりなら、ちゃんと公開するのにね。メルアド欄つくっておいて、書いてくれた人には、今後非公開になってもIDとPassword発行とかすればよかったかね。


今日、鍼灸師の友達と話をした。

鍼の世界でも「脈を取る」というものがある。脈拍を測るように手を当てて、その3本の指で内臓のどこが強くて(実)どこが弱い(虚)かを調べるというモノ。3本の指だけれど、その指を強く押しつけ、少しずつ緩め、かろうじて脈を感じるようになったところで1回とり、どんどん緩め感じなくなる直前でもう1回とる。3本×2回で6つのポイントがある。これらのバランスで実と虚を見分ける。(らしい。)
それにあわせて、全身を通る経絡(頭から手・足に向かって数本の細い帯が、人の体の表示から数ミリのところを通っている…らしい。解剖しても出てこない)の特定のポイント(ツボと言われるもの)に、鍼を刺したり灸をしたりする。そのことによって、実や虚を調整するという。そして全身のバランスが取れると体が活性化する。

気のせいだろうと言う人がいるのも、わからなくはない。プラシーボ効果だと言う人も。そうはいっても、本当に、終わった後に体が暖かくなったり、どんどんお腹が減ったり、すごく眠くなったりと、はっきりとわかる変化があるんだから、信じている。(これは鍼灸師の腕による差があまりにも大きいらしい。)
半信半疑だった自分も、鍼は無理としても、お灸をするといくらか違う。これはプラシーボかもしれない。でも、風邪でノドが痛い時に指先の瀉血をすると、これは本当に改善する。シロウトがやっても改善した。

これを、ある鍼灸師資格を持つAstrologerが「経絡治療なんて、占いと一緒だよね。だって、手の脈を診て全身の状態を知るなんて、普通の人は信じないでしょ」と。

あぁ、その通り。彼が全身のツボに小惑星をひとつずつ当てはめているかはしらないけれど(笑)、的を射ていると思った。


ちなみに、このサイトを見に来た人だから、占いを勉強しているとかなんらかの占いに興味のある人だと思う。

お聞きします。「占いを信じていますか?」
多分、信じているだろう。それは自分も同じだ。

「占いが当たると思いますか?」「占いを疑いなく信じ切れますか?」
と聞いたら、どうだろう? かつて、これで大批判されたことがある。

でも、普通に考えてみよう。その「普通」ってのがまたあやしいんだけれど、自分が占いをやっていない立場だとして考えてみよう。占いが当たる理由なんて、思いつかない。(唯一、それが、例の「集合的無意識」の世界に由来するものであるとするなら、理屈は立つと思うけれど、そもそも「集合的無意識」というヤツにマユツバな気分になる。)

自分たちは小学校、中学校、高校と、習ってきたことに占いはなかった。むしろ、占いを否定するための材料になるであろうことは、たくさん習ってきた。占いの因果関係は、○星が××座に入ったから、とか理由を付けたところで、その星がその星座に入るとき全てにおいて、同じことが起きるわけではない。ほとんど再現性がない。再現性があるかないかを別としても、力学でも光学でも、何を持ってしても、星と起こることとの因果関係は見いだせない。

それを認めて、そこから次のステップなんだと思う。
だから占いはいい加減とか、意味のない物と言っているわけではないのだから。


その鍼灸師の友達は、鍼灸よりも占いのほうが社会的に認められていると言う。
「でも、占いには(健康)保険が使えないぜ」と言ったら、笑っていた。そんな時代はこないだろう。(別に来なくていいけど。)

世の中、まともな人のほうが少ないんじゃないかと思うくらい、変な人が多い。自分を基準にして考えてしまうから、自分がヘンだったら、周りのまともな人は全て変人に見えてしまう。(笑) それはないとして、自分はある程度、まともな人だと仮定するなら、占いの世界は変人が多いと思う。
その理由は、まさにここじゃないかと。もともと、小学校以来、占いを否定するような教育をされてきたにもかかわらず、占いの世界に足を突っ込んでいる時点で、マトモじゃなない。そう、だから、マトモじゃない人に、マトモを期待しちゃいけない。


昔から、「占いやっているヤツが2人集まれば喧嘩が始まる」という持論を持っている。必ずこうなるという公式のない世界だ。「誰が言っていたんですか?」状態の論争に陥れば、「その言っていた人(書いていた本)が正しいことの証明」なんてできない。テトラビブロスに書いてあることは、全て正しいんですか? 同じ著者のアルマゲスト(メガレ・シンタクシス)の邦訳を読む限り、そこにある宇宙のシステムは天動説ですよ。地動説じゃないですか? いや、地動説って言うけれど、アンタ、宇宙に出てそれを見たんか? そんなん、NASAが嘘の情報を流しているのかもしれないじゃんかよ。火星には文明があるんだから、人面岩だってあるだろ。月は常に同じ方向を地球に向けているけれど、裏には宇宙基地があるんだ。惑星ニビルを見たって人もいる…
かなり飛躍したけど、言っていることはこれと大差ないと思う。
占い師が「自分はこう思う」を主張しだしたら、お互い、譲れない。お互いがプロとして、その理論の上にやっていることで、相手がそれを土台から壊すことを言い出したら、「はい、そうですね」とは言いづらいもんだろう。そして、必ずこうなるという証明ができないわけだから、議論は終息しない。
そこにきて、自己主張の強い変人だったら、収拾がつくはずない。(笑)



でも、占星術は信じている。占星術はおもしろい。


<先月> <目次> <来月> <最新> <Astrolgoer's diary> <Top Page>


Akiary v.0.42