月記 バックナンバー


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なんのかんの  2005/3/13 Sun.
ちなみに、ほうじ茶さんのC.A.翻訳の新しい訳と感想については、穂渡桂樹が体調を崩していたので作業が停滞してしまいました。みなさま、ほうじ茶さん、ごめんなさい。
動き出したので、それほど遠くない未来に掲載できるかと。

話はかわって…

最近、ちょっと思うこと…

「誰がこんな占星術にした!」と。今の日本の占星術シーンに、とりあえず、なにか文句を言いたい。(笑) とか、思っておいて、はて、何がどう気にくわないのかと言われると、別に気にくわないわけでもないと感じてしまう。

その時々で、それなりのブームはある。廃れないものもある。



日本人は海外に行けば英語を話す。日本国内でも必死に英語の勉強をしている。会社では英語なんて使わなくても、昇進に英語の試験の点数が課せられているところもあるようだし、研修は海外で英語だとか、入社試験の面接を英語でやるとか…

これは、あまりにひどすぎる。

日本は人口1億2千万。アメリカの人口は3億弱。イギリスに至っては0.6億だ。日本の半分だ。(アメリカ英語とイギリス英語は違うと言うけれど…。)もし、日本がアメリカ51番目の州になったら、人口の1/4が話す「方言」になる…かもしれない。

日本が世界で占める位置というのは、それなりに重要なポジションにいると思っちゃいけないんだろうか? 日本人は日本語を話す。そういう姿勢も有るべきだと思う。日本の誇りとして。政治や思想には興味がないけれど、これについては、「永遠に戦争に負けたことを引きずる気なのかな?」とさえ思う。



もちろん、それと洋書読みの話とは別だ。だって、占星術の起源は日本語を操る人たちではないのだから、結局はそこにたどり着かなければいけないんだろうし。そう、最初の人たちは、英語じゃなかった。(笑)
まぁ、結局、英語じゃダメじゃないのか? なんて言うわけじゃなくて、少しでも近づく手段として有効だと思うし、それを否定したいわけじゃない。

さっきの話、日本人が海外に行くのなら、その国の言葉で話すことは「有るべき姿」だと思う。だけど、日本に来た外国人は、日本語を話せよ!と思うわけだ。


そして、占星術をやるのなら…。まぁ、外国語で学ばなければならないのは、仕方ないのだとも思う。

じゃぁ、日本の占星術は否定されちゃうのか? どうなんだろう?
南半球での占星術は、どう考えるべきか。北極や南極で占星術は使えるのか。この問題はすごく難しいと思う。夏の一番熱い時期に太陽が支配するようにした。そこが獅子座だということで獅子座の支配星が太陽だったら、南半球ではどうするのか、と。獅子座=太陽だから、それを崩さないのか、水瓶座=夏真っ盛りだから、支配星を変えるのか。
極での白夜は、ホロスコープ全体がunder the sun beamsなのか? とか。

それはそういうものとして、どっかで飲み込んでいかなきゃいけない。
そのうち、月や火星、それこそ宇宙空間で産まれた子供のホロスコープをどうするんだって話を考えなきゃいけない時代も来るんだろうから。もし、人類が太陽系を飛び出す時がくるとしたら、星座も崩れてしまうわけだし。


結局、ルーツはルーツとして、基本だし、大切だし。
ヒトという生き物が、もとはルーシィが起源なのか、イヴ(ミトコンドリア・イヴ)が起源なのかはわからないけど、どっちにしても、「最初のひとり」から発生しているとしたら…。それが言われているように、仮に、黒人だとしたら…。黒人以外の人たちが否定されるわけではないだろうし。

日本は日本なりの占星術という流れが欲しい気持ちになる。
実際、それらしいものはあると思うけれど。
そして、それはルーツを否定するものではなくて。


本が投機になる時代?  2005/3/21 Mon.
なんか、amazonのリンクがちとやりづらくなった。
普通にテキストだけでいいんだけど、まぁ、仕方ない。



これは「たまたま偶然」なのだけれど、Astrologer.JP メンバにはジョン・フローリー氏を師匠にしている人が数名いる。そのフローリー氏の著書、「Real Astrology」が、売り切れらしい。
氏のことを良く知らなくても、「辛辣な書き方」だとか「モダンと呼ばれる占星術に対する強烈な批判」というスタイルは、耳にする。それがいいとか悪いというのは、それぞれの人の考え方だから、論じるつもりはない。それが「芸風」なのかも、私にはわからない。(芸風ならいいのか、とか、その芸風が良い結果になっているかなんてことは、他人がどうこう言うのは余計なお世話だとも思う。)


だから、この本そのものの評価についても、とりあえず、おいておくとして。
この本が売り切れている。そして、マーケットプレイスではプレミアがついている。
手に入らないんじゃ、批判もなにもできない…(苦笑)
(もちろん、私は持っているけれど。)


日本では、あの鏡リュウジ氏の「タロット こころの図像学」



この本ですら売り切れだ。そして、先ほど見たら、2,400円の本がマーケットプレイスでは3,000円になっている。(かつて、7,000円で出ていたこともある。)


もちろん、出版する側としても、採算がとれるかどうかは重要なことで、出版社や著者は慈善事業をしているわけではないから、それを責めたくはない。(責める権利もない。)

けれど、これでは本が投機的に使われる時代が来てしまいそうで恐ろしい。
3,000円の本を10冊買う。とりあえず、キレイに保存しておく。人気で売り切れてしまう。売り切れまでは1年くらいだろうか? そこで、4,500円で売りに出す。本は1.5倍になって、10冊で15,000円の儲け。すごい利回りだ。(笑)
その本がすぐに絶版になるという「勝負」に勝てれば。

ただ、貴重なモノで有れば、それが1冊いくらかなんてことは関係ない。占星術に興味がない人にとっては昼寝の枕にしかならないような本が5,000円で売っていたとする。でも、占星術を勉強する人にとってはそれ以上の価値があったりするし、それ以下の価値だと思っても「読みたい」のならお金を払ったりする。
「道義的」とか「倫理的」に、そういうもので儲けるのは褒められたことではないと言う人もいるかもしれないが、それでは古本屋はみんな悪人になってしまうし、飲食店でワインを飲めば仕入れ値の2〜3倍で出てくるわけだ。おかしな話じゃない。

まぁ、そんなことやろうとは思わないけれど、同じことを考える人は多いと思う。

すぐには絶版にならない(まだ本屋で見かける)けど、いずれ(=10年はかかる?)はプレミアがつきそうな本というと、こんなところかなぁ?









かってな憶測だけれど、「心理」占星術の分野の本は、なくならないか、売り切れても再版される時が来ると思う。どこかで爆発的ブームが来ると思っているので。


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Akiary v.0.42